ニクトサウルスはプテラノドンの化石が発見された場所から一緒に発見され、プテラノドンよりもずっと小さく、骨格の特徴も違うため、別の翼竜として「裸の爬虫類」という意味のニクトサウルスという名前がつけられた翼竜です。生きていたときは翼を拡げたときの幅が2.9メートルくらい。頭の骨が低く、トサカも短い。翼竜の中で、通常は翼指が4個の骨で構成されているが、ニクトサウルスは3個で構成されているという特徴があるんです。
田宮のパラサウロロフス情景セットを買うと翼竜ニクトサウルスが3体ついてくるよ。空を飛んでいるこの2体と地上姿勢の1体つき。翼竜の中では小さい方のニクトサウルスなので、35分の1の模型だと、翼を拡げた時の姿でも10センチくらいしかありません。翼竜の翼は鳥の羽と違い指の骨が細長くなり、その間に薄い皮が1枚張られている状態。もし破れたら、皮がつながらない限り、空を飛べませんね。こんな細い体で大きな翼を動かせたのだろうか?グライダーのように風をうまく利用してのんびり飛んでいたのかなぁ?