パラサウロロフスは全長10メートルにもなる大形のカモノハシ恐竜で、頭の後ろが棒のように1.5メートルも飛び出ている不思議なスタイルの恐竜。頭の後の棒の中には穴があいていて、鼻から吸った空気を棒の中に通して「におい」を嗅ぐために発達したのでは ? と言われている。逆に息を吐く時に長い穴を通して、ラッパのように響かせたのかも。写真のおもちゃのように頭の後のでっぱりと首の間に膜があったとして復元している学者もいる。メスにアピールするためとか、ラジエターの役目をするなどの説があるんです。
おもちゃの方は珍しい膜はりタイプの復元モデル。ちよっと大きなソフビの恐竜ひとつと一体成形のビニールでできたミニミニ恐竜3体の4つで149円のセットをトイザらスで買いました。パラサウロロフスのおもちゃは割とたくさんあるけど、ヨットの帆のように膜をはった姿のおもちゃは始めて見ました。この膜はいったい何に使ったのでしょうか ? クジャクの羽根やニワトリのとさかのように、メスに対してバッと広げて見せたのかなぁ。