暑中お見舞い申し上げます!『チバ・アル』です。
今回は私が所有する恐竜模型の中で最も際立ったオーラを放つ(?)、海洋堂のゴルゴサウルス胸像を紹介します。現在、海洋堂から目出度くダイノテイルズ1/20スケールのティランノサウルスとアロサウルスが再版され、今後の復刻ラインナップに期待がもたれる中、バトンを手渡すかのように、海洋堂ミュージアムストアからいつしか品切れという、つい最近の出来事に驚いたため、投稿しました。
私が、このゴルゴサウルスの模型を知ったのは2001年の夏、中学1年生の頃でした。実業共日本社から発売された「食玩恐竜フィギュアオールカタログ」の扉絵に大きく掲載され、最初はアロサウルスか?と思いきや、その後の調べで、秋葉原の海洋堂ホビーロビー東京や海洋堂ミュージアムストアで、完成品として販売されていることが判明、2009年の冬に目出度く入手したのです。値段は何と1万1000円台という高額なものでした。(ディスプレイが目的のため)素材はコールドキャスト製だから取り扱いには慎重を期します。
松村しのぶ氏が原型制作を担当、写真では映っていませんが、ベースが「地表から露出したゴルゴサウルス頭骨の化石」という凝った設定となっており、そのすぐ上にゴルゴサウルス頭部の生体復元模型………と、実に意味ありげな構図です。体表もカルノタウルスを参考にしているのか、首の部分から目立った「こぶ」が並び始めようとしています。どう書くにしろ、松村しのぶ氏による恐竜模型には言葉もない程の出来上がりを誇っていますね。
残念なことに、このゴルゴサウルス胸像は人気がイマイチで、多くの売れ残りが発生したようです。私が所有するゴルゴサウルス胸像は、そんな売れ残りのうちの、可哀想な一頭だったのでしょうか?
(チバ・アル)
