リオプレウロドン
『チバ・アル』です。
BBC「驚異の恐竜王国」公式フィギュアシリーズ紹介もいよいよ最終回目前ですね。この第2弾においてのスケール分類ですが、まずティランノサウルスとステゴサウルスが50分の1、アンキロサウルスが30分の1となりました。そして今回紹介する80分の1スケール………リオプレウロドンです。
BBC「驚異の恐竜王国」では陸上の恐竜だけでなく、大空を舞う翼竜や、大海原を優雅に泳ぐ海生爬虫類も紹介されているのですが、中でも最も注目すべき2種類が今回紹介するリオプレウロドン、そしていよいよ次回、最終回のオフタルモサウルスです。
BBC「驚異の恐竜王国」に登場したリオプレウロドンはまさに大海原の巨大な女王様です。フタバサウルスやネッシー(?)等で有名な首長竜の種類でも(そして首が短い代わりに頭が大きいプリオサウルス類の中でも)最大級で、体長は25mに達したと思われます。最もイギリスのオックスフォード大学自然史博物館で展示され、現地ではメガプレウロドンというニックネームで親しまれる、長さ3mもあろうかという巨大な顎の化石から推定されているのですが、これだけでなく北欧で完全な骨格が発見されたリオプレウロドンは体長が17mでありながらまだ成長しきっていない個体だそうで、もしかしたら30mにまで達したのかもしれないと想像します。
リオプレウロドンはフィギュアになっても優雅さと力強さのオーラを放ち続けているのでとても気に入っています。顎の力がティランノサウルスをもしのぐのですから、『海のティランノサウルス』と呼ぶどころじゃありませんね。色彩も現生のシャチに似てていいです。しかし目の上………何だか美人女性のまつ毛にも見えますが、まあコブを見間違えただけかもしれませんし、別に気にしなくてもいいでしょう。
(チバ・アル)