フルタの菓子玩具、ダイノモデルスのパキケファロサウルスです。ダイノモデルスは館長が造形の神様と尊敬する荒木一成氏が原形を作っていた恐竜モデルがおまけについているコンビニお菓子でした。全部で8種類あったんです。パキケファロサウルスは頭の骨の頂上部分が分厚くなっているので、仲間同士で頭突きをして強さを競い合ったのでは ? という学説に基づき、頭突きポーズで復元されています。ただし、最近(この記事を書いているのは2004年です)の学説では、これだけ大型の恐竜(パキケファロは体の大きさが8メートルくらいになるのではとの予測)が本気で正面衝突したら、ぶつかったとたんに首の骨が折れてしまうのでは ? という説があり、分厚い骨はガツンと頭突きをするのではなく、押しあいに使ったのではとか言われています。でも押しあうだけで、こんなに頭の骨が分厚くなるかなぁ。哺乳類は大きな脳がはいっているけど、パキケファロの場合は目の位置から上は骨が詰まっていますから。本当のところはこれからの研究を待つ必要がありそうです。