チョコラザウルス第1弾「クラドセラケ」です。チョコラザウルスについてくる説明書によると「体の側面や下に何列ものエラが並んだ、サメやエイの仲間・・・古生代デボン紀に姿を現した・・・口が体の一番前にある点がやや原始的だが、すでにサメに特有の大きな三角形の胸ヒレを備えており、今日のサメとほとんど変わらない姿をしていた・・」という、体長2メートくらいの昔のサメです。サメと言えば、海の暴れん坊として恐れられていますが、クラドセラケがいた時代は、体長10メートルで他の魚をバリバリ食べる肉食の「ディニクチス」というスーパー凶暴な魚がいたので、図鑑などでもクラドセラケは隅っこの方で載ってますね。
デボン紀は魚類がもっとも栄えていたので「魚の時代」と呼ばれていました。この時代の魚の中には、肉食の魚から自分を守るために「骨のよろい」をつけた甲冑魚と呼ばれる変わった姿の魚がいたり、また、海の生活(塩水)から陸地の川・池(淡水)でも生活できる魚が生まれ、いよいよ生き物が上陸することになる両生類のもととなる生き物が現れた時代でした。