アナトサウルスは口のところが平べったくなっているのでラテン語のカモ「アナト(=anatos)」という名前がついた恐竜。カモノハシにも似ているのでカモノハシ恐竜とも呼ばれているよ。体の長さが9〜13メートルもあった大きな恐竜で、普通は後ろの2本の足で歩いたけど、食事をするときなどは4本足だったよう。アナトサウルスは恐竜の化石としては奇跡的にヒフがついているミイラとして発見されているよ。ミイラ化石を詳しく調べたら、指の間に水かきがあったようになっていたので、アナトサウルスは現代のカモノハシのように水辺に住んで泳ぎが得意なの ? とか研究されているが、でも同時にミイラ化石の胃の中の残っていたものを調べたら陸上の植物の種や松の葉が含まれていた。だから水の近くで暮らし、水に入って泳いで食べ物を探したり、陸に上がって植物を食べたりしたらしい。アナトサウルスは昔は「トラコドン」と呼ばれてた有名な恐竜だった。このおもちゃのアナトサウルスは近所のフリマで子どものいらないおもちゃを売っていたお店で箱の中に小さいおもちゃがごちゃごちゃ入っていて、よりどり3つで100円というのを買ったんだけど、昔のトラコドンのスタイルにそっくりで感激。昔のトラコドンスタイルは小さな絵(館長の宝物・地球の図鑑から)のように、上半身を垂直に立ち上げ、しっぽを地面にたらし、超ガニマタスタイルだ!