トリケラトプスの頭の骨には3本の角がはえているけど、トリケラトプスが生きていた時は、角の中心に骨が入っていて、そのまわりは象牙のような堅いものでできたサヤがあったという。だからトリケラトプスの頭骨の化石から3本の大きな角が出ているけれども、生きていた時の角は、さらに大きかったはず。そして、トリケラトプスの場合は、くちばしの部分も生きていた時は鳥のオウムのようなくちばしがあったと考える人もいる。
このおもちゃはトイザらスで売っていた「恐竜バスケット」というパック商品の中に入っていたちっちゃなトリケラトプス。くちばしの部分の形が、さっき書いたオウムのようなくちばし説の形になっているのが珍しいよ。恐竜は化石しか見つからないから、生きていた時の本当の姿は誰も見た事がない。だから、骨を詳しく調べたり、現在の生き物とくらべたりして生きていた時の姿を想像して復元するんだけど、トリケラトプスの口はいろいろな復元があるよ。このおもちゃのようなオウムのくちばし型、牛のようにほほ袋を持った小さな口のタイプ・・・・本当はどの姿だったんだろう ?