大昔、世界はパンゲアと呼ばれるたったひとつの巨大大陸だった。それが北と南に分裂し、南側はゴンドワナ大陸になった(ずっとのちにアフリカ・南アメリカ・オーストラリア・インド・南極大陸になる部分)。アマルガサウルスはゴンドワナ大陸でとっても特殊な姿に進化した恐竜で、首から背中にかけて、長い骨が2本ずつ並んで出ている。これは神経棘(しんけいきょく)という名前だけど、何のためのとげなのかは分からない。全長9m。1998年の夏から秋にかけて上野の国立科学博物館の大恐竜展「失われた大陸・ゴンドワナの支配者」でアマルガサウルスの化石が展示されていたけど、本当に不思議な恐竜です。首から長い骨が飛び出ていてジャマにならないのかなぁ。急に上を見上げたりしたら、自分の首のとげが背中にささるんじゃないか ? 首のとげも特徴ですが、馬づらも特徴です。
おもちゃの方は徳川広和さん(えんどるふぃん)が原形を作ったガレージキットを通信販売で買いました。箱を開けて、パーツを瞬間接着剤で組み立てるとアマルガウルスの不思議な姿が現れます!好きな色に塗って完成です。